東日本大震災からはや10年が経過して、最近でも地震が頻発していることから防災への意識が高まっているかと思います。
災害が起こった時のために、防災グッズなどを用意している人は多いかと思いますが、常に災害に備えるというのは難しいですが、日常から災害に備えるフェーズフリーという考え方があります。
今回は、フェーズフリーについてや、フェーズフリーなおすすめの商品を紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
フェーズフリーとは?
フェーズフリーとはどのようなものなのでしょうか。
冒頭でも話したように、常に災害に備えておくというのは、非常に難しいこととなります。
そのような時に、発想の転換で生まれたのがフェーズフリーという考え方で、日常にあるものを非常時に役立てるというもの。
日常時と非常時のフェーズを取り払うという意味で、フェーズフリーと名づけられました。
フェーズフリー認証
一般社団法人フェーズフリー協会に、商品やサービスが、日常時も非日常時も価値を持つことを認証されれば、フェーズフリー認証(PF認証)を取得することができます。
認証を取得した商品やサービスに、フェーズフリー認証(PF認証)を表示することで、フェーズフリーの価値を伝えていくことを目的としています。
フェーズフリーとして認証を得ている商品は数多くありますので、以下をチェックしてみてください。
普段からフェーズフリー商品を取り入れておくことで、有事の際に焦ることなく対応することができる可能性が高まりますので、おすすめですよ。
フェーズフリーかもしれないこと
普段から災害に向けてや、もしかしたら無意識的に行なっていることが、フェーズフリーの可能性があります。
もしかしたらフェーズフリーかもしれないことを紹介します。
- 普段からラジオを使っている
- 防災を意識して、普段からキャンプグッズを取り入れている
- カレーのレトルトにハマっていて、常に5種類以上ストックしておいています
普段から聴いているラジオは災害時にも乾電池などを利用することで、情報を得ることができます。
さらに今、キャンプが流行っていますので、日常に使うものをキャンプグッズに置き換えることで、災害の際にも簡単に持ち出して使うことができますよ。
カレーのレトルトに関しては、普段から食材や加工品を多めにストックしておき、それを日常生活で使い、買い足すという、ローリングストックという方法があります。
レトルトカレーなどであれば、災害時にも温めるだけで食べることができますので、非常に便利です。
フェーズフリーのおすすめ商品
日常でも使えるフェーズフリーなおすすめ商品を紹介したいと思います。
「CARRY THE SUN」(キャリー・ザ・サン)
キャンプシーンでも人気となっているLEDランタンです。
簡単に持ち歩くこともできますし、部屋で使っていても違和感がありません。
電池や電源もなく、太陽光で充電することができます。
バケツにもなる撥水バッグ
水を運搬することができるほどの撥水生地を使用したバッグです。
ライフラインが寸断され、避難所生活などになった際に、バケツ代わりに利用することが可能です。
ベッドになる強化ダンボール
最近では、新型コロナウイルスの際にも活躍したダンボールベッド。
こちらは、普段は荷物を収納してしっかりと守ってくれ、災害の際には、ベッドとして活用することができます。
フェーズフリーとは?のまとめ
最近では、キャンプやアウトドアの製品を日常使いする人たちが増えてきていて、キャンプチェアなどを普段使いしていれば、災害の際には、コンパクトに折りたたんで持ち出すことができますよね。
フェーズフリーという言葉はまだまだ馴染みはありませんが、人々の防災の意識は高まってきています。
さまざまなフェーズフリー製品がありますので、普段からチェックしておき、取り入れてみてください。
Originally posted 2022-07-14 23:17:19.