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防災ポーチを持ち歩かないと後悔する⁉ あってよかった便利なアイテム12選

防災ポーチとは、災害時に避難所や自宅まで無事たどり着くために、必要なものを入れておくポーチです。普段から持ち歩くことが求められるので、最低限のグッズをコンパクトに入れておくことが大切です。
 
例えば、自宅に置いておく防災グッズとしては、非常食や水、懐中電灯、ラジオ、衣類などの生活必需品が浮かびますが、これらは毎日持ち歩けるわけではありません。
では防災ポーチには何を入れておけば良いのでしょうか。そもそも毎日持ち歩くことってそれほど重要なことなのでしょうか。
 
この記事では防災ポーチを持ち歩く理由と、いざという時に便利なアイテムをご紹介します。
是非参考にしてください。
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防災ポーチを毎日持ち歩く理由|持ち歩かないと後悔する?

防災ポーチを毎日持ち歩くことは、非常に重要なことです。
自宅に防災セットがあっても、避難所に行けば必要な物資が手に入るとしても、会社に必要なグッズが常備されているとしても、です。
なぜなら、災害はいつどこで遭遇するかわからないからです。周りに知り合いのいない1人ぼっちの状態で被災することも考えられます。
被災した場所から最寄りの避難所または自宅まで移動する時に、必要になるグッズは常に持ち歩くのが安全でしょう。
例えば近所のスーパーに行くだけなら必要ないとあなたは考えるでしょうか?
自宅から近い場所であっても、防災ポーチを持ち歩いて欲しい理由があります。
最も大きな理由は【防災ポーチを持ち歩くことを習慣にして欲しい】からです。
家を出るときは、ちょっとそこまでのつもりだった外出が、急に遠出をする必要が出てくるかもしれません。
近所に行くときは持っていかない、遠くへ行くときは持っていくと場合分けをしていると、いざというとき忘れてしまいやすいです。
また、近場に出かけたものの例えばエレベーターに閉じ込められてしまったという場合にも防災ポーチは役立ちます。
災害が起きた際には、身の安全を守るために必要な物品や情報がすぐに手に入ることが求められます。防災ポーチには、非常食やモバイルバッテリーなど役立つグッズが入っています。これらを持ち歩くことで、災害時に備えることができます。防災ポーチを持ち歩くことで、自分自身だけでなく、周囲の人々の助けとなることもあります。
一方、自宅に備えておく防災セットは、市販の防災グッズが便利です。持ち歩きしやすいリュックに入っているものを選ぶと、万が一の時に慌てず持ち出すことができるでしょう。

防災ポーチには何を入れる?

毎日持ち歩く防災ポーチには何を入れておくべきでしょうか?
常に持ち歩くので、何でも入れておくわけにはいきません。あなたが本当に必要だと感じるものを入れておくことが大切です。
一般的には非常食や水、救急用品、懐中電灯、ラジオ、マスクなどが含まれます。
非常食は長期保存が可能なもので、栄養バランスの取れたものが選ばれます。救急用品には包帯や絆創膏、消毒薬などが含まれ、怪我の応急処置に役立ちます。懐中電灯やラジオは電池式であり、停電時に備えて準備されます。また、マスクは緊急時に感染症対策として使用されます。防災ポーチの中身は地域や個人のニーズに合わせてカスタマイズされることもありますが、基本的な物品を備えることで災害時の生活をサポートする役割を果たします。
ここでは、例えばどんなものが入っているのか?例を挙げてみましょう。
・モバイルバッテリー
・小銭
・非常食
・マスク
・手袋
・応急セット
・防災用ホイッスル
・除菌シート
・防災用アルミシート
・ポットライト
防災ポーチの中身やポーチ以外にも用意しておくべき必需品については、こちらの記事でも詳しくご紹介していますので、是非参考にしてください。
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防災ポーチに入れておいて良かったもの

防災ポーチに入れるものは、絶対という決まりはありません。大切なのはあなたが考えて必要なものを準備しておくということです。
ここでは、一般的ではないものの防災ポーチに入れておいて良かった、助かったものをご紹介しましょう。
また、内閣府が公開している災害の「備え」チェックリスト」もチェッしてみると良いでしょう。

家族の連絡先や集合場所の地図

家族の連絡先、大切な人の連絡先はスマホに登録されている人がほとんどでしょう。実際、電話番号を暗記しているという方は少ないですよね。
しかし、被災時にもスマホの電源が入るとは限りません。充電は十分でも、モバイルバッテリーを持っていても、スマホが水没してしまった・壊れてしまったなど予期せぬ事態は発生します。
そのため、大切な人と連絡を取るための手段は用意しておく必要があります。家族の連絡先や、いざという時の集合場所、周辺地図を用意しておくと良いでしょう。情報はスマホに保存するだけではなく、紙で持ち歩くことが大切です。
もちろん、普段からもしもの時の話をしておくことが必要です。

お薬手帳

被災時には、かかりつけ医を受診することは難しくなります。

緊急で近くの病院を受診する場合、普段から飲んでいる薬や注意があれば伝える必要があるでしょう。

口頭で伝えることも可能ですが、お薬手帳があれば正確に情報を伝えることができます。

 

歯ブラシセット

歯ブラシセットは、防災を考えなくても普段から持ち歩いている人も多いですよね。

持ち歩く習慣のない人も、防災ポーチには入れておきたいアイテムです。被災地で困ったこととして、歯が磨けなかったという声は意外に多いです。水が思うように使えないことを想定し、水が不要な歯磨きシートを用意しておくのも良いでしょう。

手ぬぐい

ハンカチやタオルではなく、日本古来の手ぬぐいは、非常に便利なアイテムです。

手を拭いたり体を拭いたりするのはもちろん、骨折した際の応急処置にも利用可能、防寒グッズとしても役に立ちます。
薄いので洗ってすぐに乾くので清潔に保てるのも嬉しいポイントです。

耳栓

避難場所は非常に多くの人が集まります。プライバシーが保たれるような場所とは言い難いです。そのため、ざわざわした環境で、心が不安定になる方も多いです。

静かな環境を作れる耳栓は、小さいものなので防災ポーチに1セット入れておくと役立ちます。

生理用品

生理用品は2-3個持ち歩いておくようにしましょう。周期でなくても、下着を変えられない時にも役立ちます。

吸水性にすぐれているので、万が一の時の止血や簡易トイレとして使える場面もあるでしょう。

ポリ袋

半透明の袋が様々なことに使えて便利かつプライバシーを保つことができます。

例えば、ポリ袋をお3枚重ねることで、水を運ぶのに利用可能です。小さく切って食器に重ねれば、水がない場所で食器を洗わずに使うことも出来るでしょう。手にはめれば、汚れ物を扱う時の感染対策としても役立ちます。

小さく折りたたんで、ポーチのポケットに常に2-3枚は入れておきたいですね。

アロマオイル

普段から香りを楽しんでいるアロマオイルがあれば、持ち歩くと良いでしょう。被災地で心をリラックスさせてくれます。

ただし、香りは苦手な方もいるので利用する場所はよく考える必要があります。

また、香りを楽しむだけのものと思われがちなアロマオイルですが、抗菌、抗ウィルス効果も期待でき便利です。

コンタクトレンズ

避難場所では、様々な形で情報が提供されますが、掲示板に情報が張り出されることも多いです

正しい情報を知るために必要なのは視力・視界ではないでしょうか。視力の悪い人にとっては、コンタクトレンズやメガネは必需品。ないと生きていくのに支障が出る場合も。

コンタクトを利用する方は、防災ポーチに2-3日分のコンタクトレンズを入れておくと良いでしょう。

ボールペン

避難場所で家族や友人に安否を伝えるためや、情報をメモするためにボールペンを使う場面が多いです。濡れてしまうことも想定しいくつか用意しておくと安心です。

メモ帳やマジックなどもあると便利です。

 

折りたためる靴

ヒールのある靴を履く機会の多い方は、被災時に長時間歩くことも考えて折りたためるような靴を入れておくと役に立ちます。

合わせて職場など、長時間滞在するような場所にはスニーカーを置いておくことも重要です。

ヒールで歩くのが慣れているという方も、いざという時には動きやすい、疲れにくい靴が重要になるでしょう。

 

カイロ

防寒対策としてカイロの存在も欠かせません。

家の中でも避難場所でも、暖房器具が満足に使える状態かはわかりません。

小さいカイロでも良いのでポーチに余裕があれば入れておくと良いでしょう。

 

 

自宅に備えておく防災セットは、市販の防災グッズが便利です。持ち歩きしやすいリュックに入っているものを選ぶと、万が一の時に慌てず持ち出すことができるでしょう。

本当に必要な防災グッズを持ち歩こう

防災グッズは、災害時に生命や財産を守るために非常に重要です。

防災グッズを持ち歩くことは、煩わしいと感じるかもしれません。しかし、本当に必要な防災グッズを持ち歩くことは、自分自身や周囲の人々の安全を確保するために欠かせません。

地震や洪水などの災害が発生した際には、電気や水道が止まる可能性が高くなります。そのような状況下でも、防災グッズがあれば生き延びる可能性が高くなります。

また、怪我をした際には応急処置を行うための薬品や包帯も必要です。

防災グッズはいざという時のための備えであり、持ち歩くことで自分自身や大切な人々を守ることができます。本当に必要な防災グッズを常に持ちあるく習慣をつけましょう。

Originally posted 2023-11-28 00:05:30.

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